John Lennon / Yoko Ono | Double Fantasy

1980年に発売された「Double Fantasy」のポスター。
1966年にロンドンのインディカ・ギャラリーでの個展『未完成の絵画とオブジェ』でジョン・レノンと出会い、ともに前衛的な音楽活動やパフォーマンスを行うようになった2人。個展のオープン前日に訪れたジョンは、ギャラリーの一角に置かれた脚立に目を止めた。天井から虫眼鏡がぶら下がっており、脚立をのぼり、虫眼鏡を覗くと「YES」と天井に小さな文字が。この「YES」に感銘を受けたジョンはヨーコの個展に出資をしたと言われている。オノヨーコは衝撃的なジョン・レノンの射殺事件が起こる1980年まで、芸術活動・音楽活動を行い、ジョンの良き理解者・妻・ビジネスパートナーとして、ジョンのそばで生きた。平和活動パフォーマンス『ベッド・イン』や『ハッピー・クリスマス（戦争は終った）』など、ジョン・レノンとオノ・ヨーコは平和を愛する信条をともにしていた。ジョンレノンはオノヨーコのことを「僕の最大の理解者」だと語っている。